スタンプを身近に感じる

　アンティーク・ブロックプリントの木製スタンプ/インド更紗布・ハンドプリンティングサイズ：18x18x厚み7cm産　地：インド年　代：20世紀中頃素　材：木製（黒檀のような質）木製のスタンプを押して染める更紗（さらさ）布に使われていた、スタンプです。

とても細かなデザインが、しっかりと彫り込まれ、スタンプを繰り返し押したときにデザインがつながるように作られています。

この版は使い込んで、もう使われなくなったものが、マーケットに出てきたものです。

デコレーションとして、またハンディクラフトのコレクションとして、飾ってください。

インドでは、西側のグジャラート、ラジャスターン、ベンガルなどの地方で、ブロックプリントの更紗布が多く作られてきましたが、21世紀に入ってから版を彫る人、版を押す人、ともに製作に携わる人が減っていると聞きます。

当店で取扱いのあるペルシャ更紗は、16−17世紀にペルシャ王朝から注文を受けインドで作られた始めたものですが、記録では主に、インド東岸のマチリパトナムで、ペルシャ向けのガラムカール（Kalamkari）が作られていたということです。

（このスタンプは、ペルシャ向けのデザインではなさそうです）長く使われていたものですので、小さな欠けや欠損などは写真に写っていない箇所にもございますので、ご了承ください。

使われている木の材質は不明ですが、黒っぽくずっしり重みがありますので、黒檀かローズウッドのようです。